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主食用「天のつぶ」の作付けを拡大しましょう
〜TOKIO国分太一さんを起用したCMも功を奏し、需要先から要望が多く寄せられています。
県産米販路拡大の牽引役として主食用「天のつぶ」作付けを拡大しましょう〜

平成28年2月
「天のつぶ」生産販売推進本部
「天のつぶ」は多収で良食味な品種特性上、制度別・用途別に汎用性が高く、主食用途以外に飼料用、備蓄用にも相当の面積が作付けされています。このため主食用米集荷数量の不足や品質のバラツキが発生しています。

主食用集荷数量の不足
平成27年産「天のつぶ」は、値ごろ感もあり主食用向けのニーズが高いものの、集荷数量が少なく、注文に対応できない現状にあります。
既存需要者への対応はもちろんのこと、今後の新規需要者開拓に向け、主食用として生産する面積の確保が急務となっています。
品質のバラツキ等
多肥栽培(施肥窒素10a当たり10kg以上)を行う生産者の存在を背景として、需要者からは品質のバラつきを指摘する声があります。
「飼料米向け」のイメージが先行する中、県内米穀小売店や生産者の印象が低下しています。

27年産主食用「天のつぶ」の集荷数量は約10,000トンにとどまっています。
種子の注文状況から27年産の作付面積は約4,000ha、生産量は約24,000トン程度と推定されます(単収600kg/10aで試算)。
制度別集荷数量は、主食用米10,000トン(49%)、飼料用米7,580トン(37%)、備蓄用米2,930トン(14%)の合計20,500トン程度と推定されます。

■27年産「天のつぶ」作付面積及び予想収穫量(推定)
単位:ha、トン
区 分 作付面積 予想収穫量 備 考
JAグループ 3,500 21,000 単収600kg/10a
商系業者 500 3,000
4,000 24,000

■27年産「天のつぶ」の集荷数量見込み(27年12月末現在・推定)
単位:ha、トン
区 分 項 目 主食用米 飼料用米 備蓄米 備 考
JAグループ 数量 9,000 7,580 2,930 19,510 単収600kg/10a
面積換算 1,500 1,263 488 3,252
商系業者 数量 1,044 1,044
面積換算 174 174
数量 10,044 7,580 2,930 20,554
数量比率 49 37 14 100
面積換算 1,674 1,263 488 3,426


28年産主食用「天のつぶ」の生産面積については、実需者ニーズに対応するため、JAグループおよび商系業者と連携し、以下の事項について重点的に取り組み、27年産の2倍以上となる3,600ha以上(集荷数量2万トン以上)の作付けを目指します。

主食用生産面積の確保
既存の「天のつぶ」生産者の作付け拡大を軸として、新規主食用作付け生産者の掘り起こしに取り組みます。
作付け転換対象品種は、「コシヒカリ」を中心に推進します。
大規模生産者には、作期分散のために積極的に導入を推進します。

<参考1:「コシヒカリ」との手取り比較です。>
単位:kg/10a、a
区 分 単収 手取り/60kg 手取り/10kg 「天のつぶ」手取り/10aとの差




中通り 507 10,000 84,500 ▲500
浜通り 488 9,500 77,267 ▲7,733
会津 570 11,000 104,500 19,500
天のつぶ 600 8,500 85,000
注1)単収は、平年単収。
注2)手取り/60kgは、27年産米での実勢相場水準(推定)。

<参考2:作付け拡大のための「種子」は十分にあります。>

27年産種子の確保量 180,000kg(約5,100ha分)
 うちJA等からの注文量 約144,000kg(約4,100ha分) (28年2月18日現在)
残数量 約36,000kg(約1,000ha分)
他26年産種子をJA在庫として約40,000kg(約1,100ha分)見込みます。

品質向上対策
主食用生産としての生産者登録を行い、栽培基準を徹底するよう、生産指導を強化します(生産指導講習会を28年4〜5月開催予定)。
飼料用米として作付する生産者には、区分管理方式への誘導を徹底します。
生産者の意識高揚を図るために「天のつぶ生産者コンクール」を開催します(28年12月開催予定)。
販売促進対策
値頃感、良食味で大粒、粒がしっかりしている特性を生かし、テーブルライスから、業務用まで多様な用途での販路開拓に取り組みます。
県内・県外向け販売計画を関係者で策定し、それぞれに対応した販売促進対策を実施します。
需要者との間で、積極的に播種前・収穫前契約を推進します。



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