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特別栽培米会津コシヒカリを継続して販売
「八重の桜」の人気受け販促キャンペーン

2013年9月18日
小島米店の店舗(川崎市)
  神奈川県川崎市の(有)小島米店(小島晃代表取締役、川崎市多摩区宿河原)の店舗は、JR南武線・宿河原駅から歩いて5分。周辺にはスーパーもあるが、付加価値の高い商品の品揃えと、玄米の店頭精米で集客を確保している。日本米穀小売商業組合連合会主催の第15回優良米穀小売店全国コンクールの「日米連理事長賞」を受賞している優良店でもある。
 同店では、JA会津みどり管内の大沼郡会津美里町の新鶴地区を産地指定した会津コシヒカリ(特別栽培米など)を取り扱っている。
 取り扱いを始めたのは平成3〜4年頃。昭和63年からたばこの販売を始めていたが、JTのアグリ事業部が会津コシヒカリなどの特別栽培米の販売店を探していることを聞いて取り扱うことにした。その後、JTは事業から撤退したが、顧客からの会津コシヒカリの評判は良く、同店では販売を継続。現在は、三多摩食糧卸協同組合から会津コシヒカリを仕入れ、玄米の店頭精米の形で販売をしている。
 「会津コシヒカリは、新鶴地区にあるJA会津みどりの新鶴カントリーエレベーターで乾燥・調製・貯蔵・籾すりをされたもの。施設集荷された均質なコメなので、品質・食味が安定していて使いやすい。これまで2〜3回、現地訪問でカントリーエレベーターの見学に行った。自然乾燥の近い乾燥方式を採用しているので、乾燥段階で品質・食味が落ちないし、通年で安定している。また、他のスーパー・量販店などにはないので、専門店としての独自性や付加価値を出すことができる商品だ」と小島代表は説明。
 新鶴カントリーエレベーターは対象面積350ヘクタール。この施設に出荷するJA会津みどりの稲作部会・新鶴支部の会員(特別栽培米生産者)は全部で30名。特別栽培米は、施設周辺の約100ヘクタールのほ場で生産(年間200トン)。同地区は、20年以上も前から減農薬減化学肥料栽培に取り組んでいる熱心な生産地。
 小島米店の販売先の8割は一般家庭向け。残りの2割は近隣の飲食店への業務用。業務用の納入先うち2軒の寿司店にはカントリーエレベーターで集荷された慣行栽培米の会津コシヒカリを販売している。
 「寿司店では、通常よりも新米の切替え時期が遅く12月まで前年産米を使う。カントリーエレベーター貯蔵の会津コシヒカリは、品質が安定しているし、数量も確保できるので納入先の寿司店からも評価は高い」と小島代表は話す。
 東日本大震災以降、同店の会津コシヒカリは、一般家庭の希望者と業務用の限定販売となっていた。しかし、平成24年産で福島米の全量全袋検査による安全確認が実施されたことや、さらにNHK大河ドラマ「八重の桜」が今年1月からスタートしたこともあり、4月上旬に会津コシヒカリのPRイベントを実施した。これにはJA会津みどりの職員や新鶴地区の営農組合の猪俣一徳組合長などの生産者が来店し、会津コシヒカリのほか会津地方の地酒をPR。店頭では、精米したてのコメを米袋に入れて陳列。会津米のノボリや地元産の漬物・チラシ・ラップなどを会津コシヒカリの購入者にプレゼントされた。
 「会津コシヒカリは食味が良く、顧客の評価も高い。今後も継続して販売していきたい」と小島代表は話している。


小島米店の小島晃代表取締役


玄米を店頭販売する


JA会津みどりの新鶴地区を産地指定した


日米連の優良米穀小売店全国コンクール「日米連理事長賞」入賞


JA会津みどりの会津コシヒカリの玄米袋


新鶴カントリーエレベーター


JA会津みどりの稲作部会・新鶴支部の会員の皆さん(一部)

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