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「安全」で「おいしい」を福島から全国へ――
まもなく収穫の秋。極上のふくしま米を届けます。

2014年9月11日
 「平年並み」の生育で進んでいる福島の米。中通り、会津の生産者グループ、JA、自治体は今年も“安全でおいしさ”に取り組みの重点を置いた米づくりを進めてきたと話す。

モットーは「おいしい米づくり」(郡山市の藤田稔さん)

 JA郡山市は生産者、行政等と一体となって「あさか舞」ブランドに取り組む。エコファーマーでふじた農園代表の藤田稔さん(郡山市熱海町安子島、59歳)は、20ヘクタール強の水稲面積を経営する中核的専業農家で、地域農業を担う。
JA郡山市稲作部会熱海支部長、市農業委員会等の要職にあり、文字通り地域のリーダーでもある。藤田さんは、平成20年頃から後継者で長男の浩志さん(35歳)が大学卒業後に帰郷したこともあって規模拡大を進めてきた。JAには800俵以上出荷する大口農家だ。「おいしい米づくり」をモットーにする藤田さんは、量より質を追及する。稲作部会共励会(良食味米コンテスト)でも常に安定した品質水準を誇り、昨年は色彩選別機を導入し、高品質米出荷に余念がない。
 品種構成はバラエティーに富む。9月15日頃刈り取り目標の美山錦(酒米、地元の酒造会社と契約)に始まって天のつぶ(全て直播栽培)、ひとめぼれ、コシヒカリ、備蓄米(あきだわら)、WCSと多彩だ。藤田さんは、収穫用機械=コンバイン利用組合である「あこがしま米米生産倶楽部」の代表でもあり、地域の5世帯と平成10年に結成したこの組織は50ヘクタールの収穫作業を請け負う。
 後継者の浩志さんは、野菜ソムリエの資格を持ち露地栽培でニンジン・キャベツ等を作付けする。大震災以降、福島民報社の「ふくしま復興大使」、県の事業「ふくしま新発売。」プロジェクト実行委員会委員のほか、郡山農業青年会議所事務局と幅広い活躍で地域の期待が大きい。


後継者の浩志さん(左)と藤田さん。
郡山市安摘町の自宅近くの酒米・美山錦ほ場にて
(8月6日に撮影)

7月27日には出穂した写真の美山錦(酒米)のほ場。9月15日頃の刈り取りを予定している海外でも“おいしさ”実証、岩瀬清流米コシヒカリ

 JAすかがわ岩瀬が取り組む岩瀬清流米コシヒカリ(特別栽培米)の出穂は8月6〜7日から始まり8月10日頃には終え、平年より2〜3日早い生育(草丈・茎数・葉数・葉色)ペースだ。
 去る7月19日、特別栽培米コシヒカリに取り組む岩瀬清流米生産組合(小針武夫組合長)は、JAや県と連携して栽培講習会を開催し、上大保、北横田、畑田、矢沢地区等の7支部ほ場を巡回し生育状況(草丈、茎数、幼穂長、葉色、病害虫の発生状況)を視て回った。岩瀬清流米は今年も安全・安心への対策には気を緩めない。農地の除染作業(深耕しながらゼオライトを投入)や放射性物質の数値抑制対策を進めてきた。
 この岩瀬清流米コシヒカリは、国内はもとより海外でその“おいしさ”は好評だ。8月22〜23日、アジアで発信力の高いシンガポールで「全農フェア」で販売したところ、用意した精米袋300キロが売り切れてしまった。
 JA全農では、「東南アジアで食品の検査基準が厳しい国の一つであるシンガポールで好評を頂いた意味は大きい。ほかの国にも福島産米の安全性をアピールしたい」と期待する。


7月19日の栽培講習会に参加した岩瀬清流米生産組合の皆さん。前列の(左)が小針武夫組合長

シンガポールでもふくしま米(岩瀬清流米コシヒカリ)の“極上のおいしさ”が人気だった(JA全農福島提供)


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