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おいしい会津コシヒカリのおにぎりを召し上がれ!

首都圏を中心に展開するおむすび処「ほんのり屋」


 アテネオリンピックで活躍したアスリート達は、試合前の食事にご飯を食べる人が多い。特に、おにぎりは人気があるという。黒い海苔で包まれたおにぎりを差し入れようとして、現地の警備員に爆弾と間違われた応援団関係者もいた。

 日本国内のコンビニエンスストアで販売されるおにぎりの数は、年間20億個以上といわれる。コンビニ最大手のセブンイレブンでは、年間10億個以上のおにぎりを販売する。若年層を中心としたコメ離れが危惧される中で、おにぎりはまさに、コメ消費拡大の“救世主”といえる。

 JR東日本グループのジェイアール東日本フードビジネス(株)(本社・東京都北区田端、間瀬雅晴代表取締役社長)は、平成14年3月29日、JR東京駅の八重洲中央口改札内に、おむすび処「ほんのり屋」を出店した。おにぎりをメインにして、店内で食べることも、テイクアウトすることもできる店舗だ。そして、現在(平成16年8月)では、このJR東京駅中央店のほか、同八重洲店、JR池袋駅東口店、同南口店、JR大崎店、JR千葉駅店など6店舗に拡大している。店舗の形態は全店が同一ではなく、JR大崎店にはお茶漬けのメニューがあり、JR池袋駅東口店ではハンバーガーショップと、またJR千葉駅店では居酒屋とコラボしている。

 「ほんのり屋」のおにぎりのメニューは、塩むすび・おかか・梅干し・高菜・辛子明太子・焼きたらこ・海老天むすびなど14種類がベース。ご飯の原料米は基本的に福島・会津産コシヒカリ。一部季節商品として、他の銘柄の新米がメニューに加わる程度。同社の営業本部販促・宣伝部の西田直紀グループリーダーは、会津コシヒカリを選択した理由について、次のように説明している。

 「おむすび処『ほんのり屋』開店にあたって、当社の商品開発チームが、おにぎりに適した原料米を選定しました。選定の条件は、おいしいことはもちろん、おにぎりの食べ方の特徴から、炊きたてだけではなく、テイクアウトして時間が経過してからも(冷めてから)もおいしいこと。また、おにぎりのご飯であるため、しっとりとしていて、ふっくら感があること。さらに、いろいろな具材とも相性がよい性質を持つことなどです。これらを踏まえて、何種類かのコメを試食して、最終的に会津コシヒカリが最適であるとして選定しました」

 同社では、会津コシヒカリの特性を活かすために、とぎ水から浸透性の高いアルカリイオン水を使い、またガス釜で炊飯、さらに天然木(サワラ)のおひつに入れるなど、さまざまな工夫をしている。

 「ほんのり屋」のおにぎりの売り上げは、JR東京駅中央本店だけで1日6,000〜7,000個。一番規模の小さいJR池袋駅南口店でも1日3,000個以上を販売している。

 「おいしかったと店内スタッフに声がかかるほど、お客さまからは良い評価を頂いています。現在、かなりの方が『ほんのり屋』ブランドを認知されているようです。今まで何件もマスコミから取材を受けましたがすべておにぎりのおいしさを評価して頂いたものです」(西田グループリーダー)

 同社では、「ほんのり屋」の店舗をさらに増やしていくことを検討している。そのような状況の中で、「安定した品質のコメを、値頃感ある価格で安定的に提供してほしい」と、産地サイドに期待している。


「ほんのり屋」全景


いろいろな種類のおにぎりが並ぶ店内


ガラスケースの中にはおいしそうなおにぎりが…

 

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